こんにちは。
今回は趣向を変えて、最近ドハマりしたアニメ作品について語ってみようと思います。
タイトルにもある通り、『葬送のフリーレン』をAmazon Primeで視聴しました。
そしたらこれが私には刺さる刺さるわの名台詞・名シーンのオンパレードでした。
刺さりすぎて2周見終わって今3週目に入ってます。笑
飽き性の私は大体1週みたら満足するのですが、今回は異常でしたのでブログを書きたくなってしまいました。
というわけで早速筆の進むまま書いてみようと思います。
※一部ネタバレを含みますので、まだアニメを見ていない方はぜひAmazon Primeで第1話と第2話だけでも見てきてから読むことをおすすめします!
『葬送のフリーレン』とは?
週刊少年サンデーが原作の漫画『葬送のフリーレン』は、主人公のフリーレンが勇者一行の魔法使いとして、魔王を討伐した旅の終わりから物語が始まります。
フリーレンはエルフで、勇者のヒンメルや僧侶のハイターは人間、戦士アイゼンはドワーフというパーティー構成です。
エルフはとても長い時間を生きるので、勇者一行の旅は10年かかったようですが、フリーレンからするとあっという間だったようです。
そして旅を終えた夜に、50年に一度降るという「エーラ流星」を見た4人は、次の50年後にもう一度見る約束を交わしてパーティーを解散します。
そして50年後に再開し、再び「エーラ流星」をパーティー全員で見ることができましたが、その後勇者ヒンメルはまもなく亡くなってしまいます。
葬儀の場でフリーレンは涙します。
葬儀の後、フリーレンはひとり魔法収集と人を知るための旅に出るのです。
何がそんなに刺さったのか
とまぁいわゆる勇者とか魔法使いとか、舞台はどこか中世ヨーロッパのような雰囲気のファンタジーな世界なのですが、割と昔からこの手の物語はよくあるにも関わらず、一体何がそんなに刺さったのでしょうか?
主人公が人間よりも長生きである目線
一つは主人公がエルフで、人間よりも長く生きる者からの視点が考えさせられるように思います。
私たちは誰もがいつかは死にます。大体長くても100年ぐらいでしょう。
しかし、そんなことを毎日考えて懸命に生きている人というのは意外と少ないかもしれません。
なんとなく、ずっと生活が続いていくような気になってダラダラ過ごしてしまいがちです。(私もです)
フリーレンはそんな視点を思わせる立ち位置にいるので、我々に戒めのような、もっと生きている今を大事にしろよと言われているような気持ちになりました。
これは人生における豊かさにおいても重要なことです。
毎日健康でありがたい。
大切な家族や仲間と過ごせてありがたい。
美味しい食事や素晴らしい景色を見られてありがたい。
当たり前にある幸せを日々大事に生きることの大切さを、改めてかみしめながら生きようと思いました。
魔法使いという職業としての価値観
この物語の魔法使いというか、フリーレンがエンジニアっぽいなと感じました。
私っぽいというか。
フリーレンは長い時間を生きる中で、世界中を旅しながら様々な魔法を収集しています。
その魔法が独特で、例えば
「暖かいお茶が出てくる魔法」
「甘い葡萄をすっぱい葡萄に変える魔法」
「銅像のサビを取りのぞく魔法」
など、日常的に役立つといえば役立つかもしれませんが、ちょっと変なものが多かったりします。
それを見たときの弟子のフェルンとフリーレンの会話が印象的です。
フリーレンの「変な魔法」を集めては使ってみたくなるというのは、まさにエンジニアが面白い言語やツールに遭遇して試してみるのと同じような感覚です。
そしてこの後もフリーレンが時間を気にせず魔法収集を続けることに、フェルンは苛立ちを見せます。
わかるわー。笑
やっぱそうなんですよね。
私がなぜエンジニアをやってるのかと聞かれたら、「誰かに使ってもらって喜ばれるのがうれしかったから」ってのは理由としては確かにあるんですよ。
これはエンジニアに限らず、皆さんが自分の仕事を長く続ける理由でもあると思うんですよね。
それを感じられることは、とても幸せなことであり、豊かな人生を作る手段にもなりそうですよね。
あとはフリーレンの挙動もなんかエンジニアっぽくて、飽き性でめんどくさがり、だけど魔導書の解読になると凄まじい集中力で解読し始めたりとか。
そんなフリーレンを眺めて親近感を覚えているのかもしれません。
特に旅の目的なんて
「魔法収集=好きなことを極める」
「人を知るため=失敗から学ぶ」
ただのエンジニアじゃないか!
まとめ:人生を楽しむヒントを得られる作品なのでオススメ!
というわけで『葬送のフリーレン』をみて、思わずブログに書いてみました。
まだまだ書きたいことがあるので、今後もブログに書いてみたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。