こんにちは
今回は「天才になれなかった全ての人へ」(以下本書)という本を読んで面白かったので記事にしてみました。
この本は一言でいうと、
「最高のパフォーマンスを発揮できる「天才」状態を作るための本」
でした。
いわゆる世間でいう天才というのは、大谷翔平選手であったり藤井聡太名人などを想像するかもしれません。
本書でいう天才とは、そのような才能の原石みたいな人を指すのではなく、人が無双できる(特定の条件や環境で大活躍する)状態のことを指しています。
つまり、どんな人でも何らかの天才として活躍できるという前提です。
この考え方に私はとても共感し、私の職業人生も実はそうだったなと改めて実感しました。
今回はこの本をぜひ全ての人に読んですぐにでも実践していただきたいと思い、記事を書かずにはおれませんでした。
なぜそんなにおすすめするのかというと、それは本ブログの趣旨である「人が豊かで幸せに生きる」ことにつながるノウハウとしてかなり有効であると思ったからです。
具体的には自分が生き生きと働ける職場や環境を見つけやすくなりますし、自身をより効果的に成長させることもできるようになります。
本記事では、ざっくり本書の要点やおすすめポイントに対して自身の経験談も絡めてご紹介します。
💡 こんな人におすすめの記事です
- 現在の仕事や環境で「評価されていない」「成果が出にくい」と感じている方
- 自分の強みや適性が何なのか迷っている方
- 転職や働き方の見直しを考えているエンジニア・ビジネスパーソン
興味がわきましたらお付き合いいただき、また本書を手に取っていただけると幸いです。
それではよろしくお願いします。
著者のかっぴー氏について
本書の著者である、かっぴーさんは「左ききのエレン」という漫画の作者でもあります。

かっぴーさんも元々広告代理店で働いていたようで、自身の体験談も踏まえた作品だそうです。
この作品でも凡人や天才についての描写が印象的で、私も社会人5年目ぐらいの頃に読んだことがありますが、今読むとまた見方が変わりそうです。
アニメ化もされていてAmazon primeでも見られるので、久しぶりに見返したいなと思います。

本書は左ききのエレンのストーリーとは直接関係はなく、かっぴーさんが思う天才について書かれた作品となっておりますので、左ききのエレンを読んでなくても大丈夫です。
① 天才モード(無双状態)を発動する3つの条件
さて冒頭でもお話した通り、本書における天才とは「パフォーマンスを発揮できる無双状態」を指します。
どうすればその状態を引き出せるか、具体的な条件として3つ挙げられています。
- 自分の能力を最大限発揮する(全力で取り組む)
- それを無理なく自然体で行える
- やったことが他人や社会にとって価値がある
これはまさにその通りで、私自身がパフォーマンス高く活動している時は大体この条件がそろっています。
例えば私は新卒で某自動車部品メーカーのグループ会社に入社しましたが、配属された部署はまだ未開の技術領域の部署で誰も自社に詳しい人はいませんでした。
こういった配属を苦に感ずる人も多いかと思いますが、私はとても無理なく楽しんで取り組める性格でした。
そして全力で取り組み続けた私の成果は、会社や顧客にとても喜ばれました。
私自身は決して能力が高いわけではありませんが、その時の周りの人からはある種の天才のように見られていたかもしれません。
一方やることや正解が常に決まっているような仕事を行う部署に配属されると、私はあまりパフォーマンスを発揮できず、成果もあまり評価されませんでした。
これは当たり前と言えばそうですが、例えば大谷翔平選手ならば野球、藤井聡太名人なら将棋という、その人にあった特定の条件や環境が揃ってこそ人は輝くのです。
私は自動車よりもAIやデータサイエンスの方が輝けることが分かったので転職しましたし、出社するよりもフルリモート勤務でこそ価値を提供できることを理解していたので今のような働き方をしています。
全ての人が無双できるよう最適化・設計された社会になるといいなと思いますが、本書はその一助になるのではないかと思います。
② 自分に合う武器を探す「試行錯誤」のレースを走ろう
自分は一体何に向いているのか、自分にはどんな武器があるのか。
結局は試行錯誤をたくさん繰り返して自分で見つけるしかないのです。
エンジニアにおいても「小さく素早く試す」や「仮説思考でトライする」というのはよくある話です。
とにもかくにもやってみる。
成功も失敗も数を多くこなすのは、適性を調べるためのデータ集めなのです。
先ほどの3条件を観点にして、試行錯誤した結果を観察してみましょう。
観察のポイントとして、結果がブレない(バラつきが少ない)というのは重要です。
安定して成果が出せる仕事というのは、適性が高い可能性があります。
また本書でも述べられていますが、失敗や挫折をすることで何が自分に向いていないか気づくことができます。
著者のかっぴーさんはデザイナーとしての仕事を6年間数多く仕事をこなしたそうです。
そうして最終的に尊敬するデザイナーさんから辛辣な評価を受けたことをきっかけにデザイナーの道を諦めたエピソードがありました。
全力で数多くの試行錯誤をした結果なら、意外とすんなり諦めもつくというものです。
私も自動車業界に約13年在籍していましたが、これだけやって評価されないんだから自動車の開発をメインにやったところでダメだなと、割と8年目ぐらいからAI・データサイエンス系にさっさと鞍替え準備をしていましたね。笑
③ 自分が輝ける環境へ「移動する覚悟」を持とう
あなた自身がどういう条件で活躍できるかが見えてきたら、次は**「環境の選択」**です。
結論から言うと、会社が自分に合わず、今後も変わらないと分かったなら、自分が移動するのが一番の正解です。
私自身もかつて、自動車業界で「データとAIを活用した価値あるサービスを作りたい」と何度も社内提案したり、自作ツールを披露したりしました。
しかし、組織の仕組みや評価基準が変わることはありませんでした。
「自分が評価されない場所を変えようとするのではなく、自分が輝ける場所へ行く」
もちろん今の会社に満足していてパフォーマンスも安定して働けているなら転職する必要はありませんし、そもそも試行錯誤も大してしないまま転職するのはやめましょう。
また本書でも述べられていますが、会社から「あなたにこの仕事は向いていない」と面と向かって言われたり、リストラにあうということは日本の会社ではあまりないということです。
パワハラやモラハラとか雇用制度の話ではなく、漫然と働いていると仕事が向いているのかいないのか誰も教えてくれないということです。
つまり自分が天才状態でパフォーマンスを発揮して生き生き働けるかどうかは、結局のところ自分で意識して取り組むしかないということなんです。
会社はあなたの人生の責任を取ってはくれません。
もっと自分のできることが誰かに喜ばれたり評価されるところはないか、貪欲に外に目を向けてみましょう。
あなたが「天才」状態で活躍できる場所がきっとあるはずです。
まとめ
目の前の仕事に全力で取り組み、試行錯誤を多くこなすことで、自分にあった環境を見つけ移動する。
当たり前のことのように思えるかもしれませんが、これが正攻法かつ最短で自分の中の天才状態を作る方法です。
そして天才状態で働くことは、豊かさを手に入れるための手段になると思います。
毎日がワクワクして、周りからも期待され評価され、当然お給料も上がります。
そんな好循環を作るためにも、天才状態をぜひ作ってみましょう。
本書の最終章で「才能があれば幸せなのか」という話があります。
この辺はぜひ本書を読んで欲しいのですが、「開けなかった箱はないか?」という部分は面白いです。
私は開けなかった箱が実は結構あるなと思っていて、開けなくて大正解だったと思うことが多いです。笑
それは常に自分の選択を信じているし、今この瞬間にも幸せを実感しているから言えるのだと思います。
全部は開けないけど、開けたい箱は全部開けよう。
それが結果的に自信につながり成果につながり豊かさにつながり幸せにつながっているんじゃないかなと思ってます。
開けすぎで注意が散漫になるのも良くないと思うし、パンドラの箱だったら嫌ですよね。笑
ここまでご覧いただきありがとうございました!
